Wi-Fiでデータ通信削減


Wi-Fi(ワイファイ)を使ってスマホのモバイルデータ通信削減の方法を紹介します。

固定回線はデータ通信量に制限がないもしくは極端に制限が大きいために事実上使い放題なのですが、その固定回線をスマホやタブレットで使えるようにするためにはWi-Fiを活用します。

Wi-Fiというのは無線通信規格のことで、規格の違いによる速度に違いがあります。最近ではWi-Fi 6Wi-Fi 5などのように通信規格の世代をWi-Fiに数字をつけ、分かりやすいようになりました。正式にはIEEE802.11ax(Wi-Fi 6)などの名称があり、後ろのほうの文字が規格により違い11ac(Wi-Fi 5)、11n(Wi-Fi 4)などがあります。最近ではWi-Fi 5以上が主流となり場合によってはWi-Fi 4を使うことがあります。

Wi-Fiを使うのは難しくはありません。基本的にパスワードを入力すれば使えるようになります。

Wi-Fiの届く距離が気になるところですがご自宅などの実際の環境ではおよそ30mほど届けばいいほうです。

肝心のWi-Fi機器の入手なのですが、回線契約によっては無料でついてきます。無料でない場合は、固定回線の通信事業者からのレンタル家電量販店などで購入します。

レンタルと購入どっちがいいのかはレンタルの価格で決めるのがいいでしょう。購入する場合最低でも4千円ぐらいからとなり高性能モデルでは2万円以上します。Wi-Fiの規格は一定年数で新しくなり、古い規格が使えなくなるわけではありませんが、ずっと使い続けることは難しくある程度の期間で交換が必要と思ってください。レンタルの利点としては新しい規格に変わっとき機器を交換してもらえば常に新しい規格を使えます。購入してしまえばレンタル料がかからなくていいですが新しい規格に対応するためには機器を買い替えることになります。

スマホをWi-Fi接続できるようになったらご自宅などでモバイルデータ通信を消費せず使えるようになるのですが、もう少しスマホの設定を見直すことでモバイルデータ通信を抑える方法があります。

スマホの初期設定ではアプリの更新などが自動的に行われる設定になっているのですが、この自動更新機能がモバイルデータ通信を勝手に消費しています。この設定を見直すことで一気にデータ通信削減できます。

iPhoneの場合「設定」から「App Store」を選びモバイルデータ通信の項目に「自動ダウンロード」がありますのでオフにします。

Androidでは「Playストア」を起動し右上のメニューから「設定」「ネットワーク設定」「アプリの自動更新」からWi-Fi経由のみになるように切り替えましょう。(端末によって表示が異なる場合があります)

これらを設定することでモバイルデータ通信を勝手に消費されなくなります。